森づくりに関する協定の締結について

左から 竹原純悦[紫波フルーツパーク専務]、原修[岩手のアオダモを育てる会会長]、藤原孝[紫波町長]、橋公一[紫波町農林公社代表理事]
(敬称略)
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■概 要
岩手のアオダモを育てる会、紫波町、株式会社 紫波フルーツパーク、一般社団法人 紫波町農林公社の4団体は平成24年9月5日(水)、森づくりに関する協定を締結しました。
紫波フルーツパーク内の町有林 21アールにアオダモの苗木を植え、二酸化炭素の排出削減、森林活性化を図ります。
協定期間は2032年までの20年間で、世代を超えた植林活動を行います。
■アオダモとは?
アオダモはモクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹です。日本ではテニスラケットのフレームや野球で使われるバットの適材として知られており、国産木製バット素材の大部分をアオダモが占めています。
成長が遅く、バットとして使用できるものは樹齢80〜90年といわれています。計画的な植樹・伐採がほとんど行われてこなかったことから近年では良質材の確保が難しくなっており、長期的に安定して供給することが課題となっています。